今回は中部オカリーナ協会の理事長の加藤いつみ氏に講師を務めていただきました。
講習会の内容は、
1.中世に流行った日本の笛 一節切尺八について
2.19世紀イタリアのブドリオで誕生したオカリナ
3.中部オカリーナ協会の軌跡
の3点でした。
一節切尺八について修士論文を書き上げられた加藤いつみ氏は、実際に一節切尺八を吹いて音を聴かせてくれたり、映像と実物を使っての講演でとても興味深いものでした。また、江戸期のはやり唄や、日本のオカリナの生みの親である明田川孝さんの曲を、参加者全員で演奏しました。
この講習会では、日本の笛について知る機会となりました。そして、日本でオカリナが普及され始めたころの教本にも素敵な曲があることもわかり、新しい発見ができました。
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